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雨パ【私感】

雨パは簡単に表現するならニョロトノの雨降しにより天候を雨に変え、
それにより恩恵を受けるポケモンで展開を取りに行くパーティ。

特徴は雨によりS補正、水技威力補正、技必中補正、耐久補正が入る事に見られる様に、
天候を奪っている状態では非常に有利な状況を持てる事にあります。
その分主に天候支配に関連して展開を非常に大切にしていく事が重要になります。

雨の要素として最も強力なのはこの攻撃面。
加え、天候とそれに絡む構築の特徴から、天候ゲームになった場合の相対的な相性優位性や、
対ライド性能、対パルシェン等様々な対策要素を組み込む事が可能です。


ただ、雨構築には大きな落とし穴があります。
雨のテンプレ選出はトノグドラ。
しかし、この選出には注意しなければいけません。

何故か。
これは前述の雨の優位性と表裏一体の原因があります。
雨は天候による恩恵が非常に強力。
そして、グドラは典型的な天候依存ポケ。
Sも攻撃も天候に依存しており、ここをが奪われる事によるディスアドは計り知れません。
それに加え、攻撃技が水・龍に偏り遂行範囲の狭さの問題もあります。

通常これを補完するポケモンが3体目に選出されますが、
天候変化技等対策ひとつで天候依存度の高さを逆手に展開を崩され、
尚かつそれが直に負け筋に繋がる点が雨パの脆弱性です。


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余談ですが、春先に雨パを始めた時にグドラを使う事を個人的に渋って(組み込みに難儀して)いたのはこの点からでした。そこでトノラティを基本とし、雨天候を活かした戦い方をするスタンという意味合いで雨スタンというようなものを模索をしていた流れですね。

ただ、やはり雨でここまで強化されるポケモンの組み込みをする事は、
勝筋を増やす事に加え、相手へのプレッシャー等、対戦時に得られるものは非常に大きい。

そこで先月からはグドラ入りで雨を考えていた所でした。


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もう一つ掘り下げて考えてみます。

同じくSを天候に依存する砂のエース「ドリュウズ」が入る、
カバドリュやバンギドリュの様なパーティと比べ、ここまで不安定感が伴ってしまうのは何故なのか。
「雨は命中が低い技に頼るが多い。」
確かにこれもあります。ただ、これは問題の本質ではありません。


一つグドラ選出時の選出パターンを思い返してみます。
ex.トノ、グドラ、鋼(ナット・ハッサム・グロス等)
ニョロトノ gdr なっと

この選出パターン。見慣れた感じですね。



ではドリュの選出パターンも見てみます。
ex.
かば ドリュ ラティオス
これも典型例。ただ、やはり強い。
カバ・ラティ展開からドリュの無双状態を作る事による勝筋もあれば、
ラティでの勝筋も大いにあるでしょう。
カバドリュ構築では最近よく耳にするイトケウルガ、晴れウルガというがありますが、
これも雨の脆弱性を逆手に取って遂行するポケモンですね。

あくまでも選出典型例を挙げたまでですが、既に大きな違いが見て取れます。
どうです?見えますでしょうか。

雨パの天候に対する甘え。そして、それに相反して砂パの自立的な展開構成が。

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雨は天候への注意と、エース温存が必要。
それでいて、天候を取られた場合の対処がトノを温存したり、
グドラに雨乞い仕込んで保険かける程度。
トノのスペックと、そもそもグドラに無理はさせられ無い事を考えると、
天候は取れるものと胡座をかいている様にしか見えません。【リスク集中】
(天候依存への比重が軽ければ問題は無いのですが・・)

対して砂は天候起点ポケを軸に2体目・3体目がそれぞれエースとして機能し、
それを構築として上手く取り入れる事に成功している。
そして、それぞれの依存する条件が一つに収斂していない。【リスク分散】

砂が安定する理由は簡単です。
勝ち筋が多く、対策側の対策手段を不安定に出来るからです。
当たり前過ぎる事ですが、上記典型的雨選出例ではこれが軽視されている。
(但し、雨を切っている様なパーティには、そのリスクがなくなることから圧倒的に刺さる。)


雨パ構築においては、この部分の問題解消が必須ですね。
そうでなければ極端な話、博打構築の域を出ません。
リンク先のれおんじさんの記事にもあった雨乞いグドラの記述にみられるように、
天候の奪取、これは当たり前中の当たり前として、
加えてエース・サブエースの組み込み、起点創出こういった部分はしっかり考えていきたいものです。


ポイントを簡単にまとめると・・・
①展開を見るのであれば、その展開奪取の為に徹底する
②それが出来ない、したくないのならリスクに対する対応をしっかりと考えた上の構築を組む
③リスクへの対応は展開奪取の補助機能、別展開時のサブシナリオ想定等、多視点から考える。
④但し、行き過ぎたリスク分散は避ける。(勝筋を削ってまでリスクへの対応するのは毒になる)

天候雨はこれから進化する構築だと思います。
自分はほとんどポケモンやっていない隠居勢ではありますが、
環境に揉まれる中で真価を見せていく事が楽しみです。

※リスク:よく誤解されている危険性というような意味ではなく、”不確実性”という意味。
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